飲食トレードショー、日本企業も奮闘 NYインターナショナル・レストラン&フードサービス・ショー

 マンハッタン区ミッドタウンウエストのジャビッツセンターで4日から6日にかけて、第25回ニューヨーク・インターナショナル・レストラン・アンド・フードサービス・ショーが開催された。東海岸で最大規模を誇る同ショーでは、食品・飲料メーカーから椅子やじゅうたんなどの飲食店用の家具、ユニフォーム、レジなどの会計システムまで飲食に関わる全ての分野の企業が集まり、飲食業界でのシェア拡大をねらった。
 すしロボットの製造・販売を行うオーテックをはじめ、日本食文化を広めようと奮闘する企業の姿も見られた。精肉卸業者のニューヨーク・プライム・ビーフとトモエ・フード・サービスは共同で出展。バークシャーポークや米農務省(USDA)認定プライムビーフ、和州牛や宮崎牛、「シャウエッセン」のソーセージなどを売り込んだ。和州牛を試食した男性は「こんなに柔らかい牛肉は食べたことがない」と話し、高く評価した。

来場者の関心を引くニューヨーク・プライム・ビーフとトモエ・フード・サービスのブース(photo:本紙)

来場者の関心を引くニューヨーク・プライム・ビーフとトモエ・フード・サービスのブース(photo:本紙)