ジェーン・フォンダさん、サラ・ジェシカ・パーカーさんなど女優16人がこのほど、ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事にチップで生計を立てる飲食店従業員などの最低時給引き上げを求めて書簡を送った。21日付ニューヨーク・デイリー・ニュースが伝えた。サービスの質に対し心づけを渡すチップ制度は、客や同僚、経営者から女性や有色人種へのセクハラやパワハラの温床になっていると批判。給仕係の約70%を占めるとされる女性の生活基盤の保証を求めた。同知事は1月4日の施政方針演説で、飲食業界などにおける最低時給制度廃止を検討する公聴会の開催を指示している。ニューヨーク市における飲食店従業員の最低時給は従業員11人以上で13ドル(約1400円)、10人以下で12ドル。
クオモ知事に書簡を送った女優ら(サラ・シルバーマン、ジェーン・フォンダ、サラ・ジェシカ・パーカー、
ナタリー・ポートマン、)。他にリリー・トムリン、リース・ウィザースプーン、アシュレイ・ジャッド、シンシア・ニクソンも