【22日付NJドットコム】ニュージャージー州サマーセット郡の警察当局は、モンゴメリーのスクールバス運転手、エドワード・アトーフ容疑者(85)を、1960年代から児童にわいせつ行為をした容疑で逮捕した。第1級加重性的暴行罪2件と第2級性的暴行罪2件で起訴される見通し。
同容疑者は現役の運転手。19日に自宅に居たところを逮捕され、抵抗しなかったという。
2月12日、既に成人している元生徒2人が、それぞれ8歳と12歳のときに同容疑者からわいせつ行為を複数回にわたり受けたと訴えた。同郡検察の性犯罪および児童虐待課と地元警察が調査を開始。1960年代から、少なくとも7人の被害者が別に存在することが判明した。当局は、犯行時期については明言していない。また、同容疑者には余罪があるものとみて、被害者に名乗り出るよう呼び掛けている。
住民の反応はさまざまだ。「恥を知れ」といった怒りの声がある一方、「50年近くも黙っていて、今さら告発するのはいかがなものか」など批判の声もある。また、「そもそも、85歳でスクールバスを運転するのは危険ではないか。規則で決められた健康診断を受けているのか」などの疑問も挙がっている。