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【ワシントン共同】米上院本会議は26日、米外交のかじ取り役を担う国務長官にアントニー・ブリンケン元国務副長官(58)を充てる人事を賛成多数で承認した。バイデン大統領が掲げる国際協調や同盟国を重視する外交への転換を図り、米国を国際社会の主導役に復帰させることを目指す。
ブリンケン氏は対中国で、強硬政策を維持する姿勢を表明。対北朝鮮では非核化実現に向け、日本や韓国などと対処方針を練り直す方針だ。トランプ前政権によるイラン核合意離脱を受け、合意復帰も視野にイランなどとの交渉も担う。
ブリンケン氏はバイデン氏の最側近として知られる。
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