差別発言弁護士に苦情申し立て 「不法移民をICEに通報する」

 マンハッタン区東39丁目のカフェで15日、弁護士のアーロン・シュロスバーグさん(42)がスペイン語で会話する従業員を罵倒したことが人種差別に当たるとして、ブロンクス区選出のアドリアーノ・エスパイア連邦下院議員とルーベン・ディアス・ジュニア同区長は17日、ヒスパニックを代表しニューヨーク州裁判所の懲罰委員会に正式に苦情を申し立てた。各メディアが報じた。
 シュロスバーグさんが同店のマネジャーに「彼らは不法移民だ。国外退去させるようICE(米移民関税執行局)に通報する。ばかやろう!」などとまくし立て、英語を話すよう強要する姿を客が撮影していた。