建設会社大手で賃金搾取か 経営者ら5人を起訴

 【16日付ニューヨーク州発表】ニューヨーク州は16日、州労働局およびニューヨーク市捜査局、マンハッタン区地区検事局との合同捜査により、賃金搾取や保険詐欺をしていたとして建設会社大手パークサイドコンストラクションの経営者と社員らを重窃盗罪などで起訴したと発表した。
 同社の共同経営者、フランシスコ・パグリースおよびサルバトーレ・パグリース、給与課長のイェニー・デュアーテ、現場監督のジェームス・リオンズ、会計士のマイケル・ディマジオの5被告は、人材派遣会社アフィニティー・ヒューマン・リソースを利用して、従業員の給料から180万ドル(約1億9900万円)と州の保険基金から700万ドル(約7億7500万円)の保険料を搾取したとされる。共謀したとしてアフィニティー社のCEOも逮捕されている。