神戸産食品を体験 神戸インターナショナルクラブNY/兵庫県人会

 米国在住の日本人や米国人に兵庫県神戸市の食品の魅力を広めようと、神戸インターナショナルクラブニューヨーク支部と兵庫県人会「Club Go!」は5日、マンハッタン区のハナミズキ・ジャパニーズ・カフェで食品体験会「Harvest KOBE〜神戸の食品を世界に広げよう!」を開催、流通関係者や県人会会員など約20人が参加した。
 同市西農業振興センター部長の安原潤さんが神戸ワイナリーの「ベネディクシオン」、ノーベル賞授賞式でも振る舞われた日本酒、神戸酒心館の「福寿 純米吟醸」、須磨海苔、イチジクやイチゴのジャムなど、神戸の農産品や海産品を紹介。香港食品展への出展、シンガポールでのバイヤーを招いての商談など、海外の販路拡大に向けた取り組みにも言及した。参加者が試食する「食品体験」も行われた。
 ワインを試飲した同市出身の参加者は「神戸牛と一緒に飲みたい。神戸の食べ物がこんなに発展しているとは知らなかった。こちらでもぜひ広めていきたい」と話していた。