【19日付ウォール・ストリート・ジャーナル】歌手マイケル・ジャクソンさん(1958〜2008年)の生涯が、ブロードウェーミュージカルになる。ソニー・ピクチャー・エンターテインメントのミュージカル制作部門、コロンビア・ライブ・ステージ(CLS)が19日発表した。ジャクソンさんの遺産管理団体、ザ・エステート・オブ・マイケル・ジャクソンとCLSが共同制作し、2020年の上演開始を目指している。
ジャクソンさんは60年代からジャクソン5のメンバーとして音楽活動を開始、ソロになってからも「バッド」や「スリラー」など世界的ヒット曲を連発した。ミュージカルではジャクソンさんのヒット曲が多数盛り込まれるのではないかと、また華やかな成功の裏の苦悩も表現されるのではと期待されている。
脚本は、「スウェット」で昨年ピュリツァー賞を受賞した戯曲家、リン・ノッテージさん。「パリのアメリカ人」でトニー賞を受賞した振付師、クリストファー・ウィールドンさんが演出と振り付けを兼任する。
ブロードウェーではこれまで、米国人歌手のキャロル・キングやグロリア・エステファン、故ドナ・サマーなどの物語がミュージカル化されており、シェールの自伝的ミュージカルも今年中に幕を開ける予定。