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連載174  山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、下) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

連載174  山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、下) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

突然変異と紫外線によって白人ができた  このような人類の分岐を引き起こしたのは、「突然変異(mutation)」である。突然変異とは、「DNAの塩基の並びの変化... 続きを読む

連載173 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、中) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

連載173 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、中) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

「白人も昔は黒人だった」  つまり、私たち(現生人類=ホモ・サピエンス)は、1種だけ。白人も黒人もイエローも、みな同じ種なのである。2万年前までは、別の種である... 続きを読む

連載172  山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、上) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

連載172  山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(3、上) 白人は、もともとは黒人! 遺伝子が解き明かした真実

 これまで見てきたように、「人種(race)」という分類を適用して知能比較を行うと、日本人を含む東アジア系がいちばんIQが高く、続いて西洋系白人、中南米系ヒスパ... 続きを読む

連載171 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(2、下) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

連載171 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(2、下) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

なぜ「日本スゴイ」の洪水が起こっているのか?  分類主義者が大活躍するのは、経済が悪化し、貧困化が進んだときだ。こうなると、同じ国民、同じ民族、同じ人種で、結束... 続きを読む

連載170 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(2、中) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

連載170 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(2、中) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

人間の脳は分類しないと情報を処理できない  心理学者でUCバークレー教授のロドルフォ・メンドーサ=デントン博士の研究によると、人類は生まれながらに「自分」と「他... 続きを読む

連載169 山田順の「週刊:未来地図」 社会をする「人種差別」の罠(2、上) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

連載169 山田順の「週刊:未来地図」 社会をする「人種差別」の罠(2、上) 私たちはなぜ知らず知らずに差別してしまうのか?

 今回は、「なぜ人種差別がなくならないのか?」を、違ったアプローチから考える。私たちはなぜ、知らず知らずのうちに他者と自分の違いを探し出し、それによって相手を区... 続きを読む

連載168 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠 (下) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

連載168 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠 (下) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

年間平均気温と学力(IQ)は反比例する  IQに関しては、もう1つユニークな調査結果がある。  年間平均気温が高い国の国民は、平均気温が低い国の国民に比べて、I... 続きを読む

連載167 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠 (中) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

連載167 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠 (中) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

「黒人差別」と受け止められデモ隊が押しかける  ジェンセンの論文は、とくに黒人の知能に関して述べたものではなかった。また、白人の人種的優位性を示したものでもなかった。彼は、白人、黒人だけではなく、アジア系やメキシコ系も調

連載166 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(上) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

連載166 山田順の「週刊:未来地図」 社会を分断する「人種差別」の罠(上) 「人種により知能は異なる」という不都合な真実

 トランプ大統領が登場して以来、「分断社会」(divided society)という言葉がさかんに言われるようになった。公共の場で人種差別発言や女性蔑視発言を平... 続きを読む

連載165 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない (完) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

連載165 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない (完) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

(連載164からつづく) EVに必要な電力が環境を破壊するという皮肉  2番目の問題は、「電力供給」である。それは、将来、いまのガソリン車が全部EVになった場合、どれくらいの電力がいるかという問題だ。

連載164 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(続) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

連載164 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(続) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

次世代の電池として期待される「全個体電池」  このように、まだEV用の電池は発展途上にあり、この先、どのように電池の性能をよくしていくかが、EV開発・普及の決め手になる。そこで、現在、次世代の電池として注目されているのが

連載163 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(下) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

連載163 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(下) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」

 前回の記事で指摘したように、EVを普及させるにはまだまだ克服しなければならない問題がたくさんある。いまのところ、中国はそのどれも解決できないまま、補助金によって強引にEV開発・製造・販売を進めている。そこで、今回は「E

連載162 山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (中)  トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト

連載162 山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (中)  トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト

異物混入による燃料電池の自然発火  最近、中国の経済誌、財経(2018年9月2日発行)に、「際立つEV(電気自動車)の信用危機」という記事が載った。この記事は、ネットで話題になったEVの自然発火事故を受けてのもので、消費

連載161  山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (上) トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト

連載161  山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (上) トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト

 「近い将来、EV(電気自動車)時代がやって来る」と、昨年までさかんに言われていた。この分野は中国が先行し、「日本は世界でいちばん遅れている」とまで言われてきた。ところが、

連載160 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (下) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ

連載160 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (下) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ

中国の経済力、国力を削ぐことが目標  このように見てくれば、アメリカが中国に仕掛けた貿易戦争が自由貿易を目指すことではないことは明白だ。もちろん、アメリカは中国の国内市場をこじ開け、WTOルールを守らせようとしている。し

連載159 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (中) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ  

連載159 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (中) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ  

アメリカも中国も保護主義大国  トランプが貿易赤字を問題化し、制裁関税をちらつかせるようになったとき、アメリカでは「自由貿易の時代(free trade moment)が終わる」と言われた。日本でも、トランプ批判、アメリ

連載158 山田順の「週刊:未来地図」中国がアピールする (上) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ 

連載158 山田順の「週刊:未来地図」中国がアピールする (上) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ 

 トランプの制裁関税第3弾に対し、中国は反発して報復関税を発令、米中貿易戦争は激化の一途をたどっている。そこで今回は、中国の「自由貿易を守る」という主張がいかにおこがましいかを説明する。そうして自由貿易について改めて考え

連載157  山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (完) 人民元が変動相場制になる日 

連載157  山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (完) 人民元が変動相場制になる日 

それでも考えられる現実的な選択肢  中国経済は、割安に評価された人民元により、廉価な工業製品を輸出して稼ぐという「経済モデル」で成り立っている。その輸出先の1位は言うまでもなくアメリカだ。  したがって、関税をかけられれ

連載156  山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (下) 人民元が変動相場制になる日

連載156  山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (下) 人民元が変動相場制になる日

「プラザ合意」で円はどうなったか?  「プラザ合意」といえば33年も前の話だ。1985年9月、アメリカは、ニューヨークのプラザホテルに、先進5カ国(日・米・英・独・仏=G5)の財務相と中央銀行総裁を招集した。

連載155 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか?(中) 人民元が変動相場制になる日

連載155 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか?(中) 人民元が変動相場制になる日

アメリカのやり方は ヤクザのやり方と同じ  さて、話を戻す。  これまで私は、今回の米中貿易戦争は貿易戦争でも通商戦争でもなく、紛れもない「覇権戦争」であると何度も書いていてきた。したがって、この戦争は貿易収支が解消しよ