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連載165 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない (完) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」
(連載164からつづく) EVに必要な電力が環境を破壊するという皮肉 2番目の問題は、「電力供給」である。それは、将来、いまのガソリン車が全部EVになった場合、どれくらいの電力がいるかという問題だ。
連載164 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(続) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」
次世代の電池として期待される「全個体電池」 このように、まだEV用の電池は発展途上にあり、この先、どのように電池の性能をよくしていくかが、EV開発・普及の決め手になる。そこで、現在、次世代の電池として注目されているのが …
連載163 山田順の「週刊:未来地図」 EV(電気自動車)時代はやって来ない(下) 普及の鍵は「次世代電池開発」と「電力供給」
前回の記事で指摘したように、EVを普及させるにはまだまだ克服しなければならない問題がたくさんある。いまのところ、中国はそのどれも解決できないまま、補助金によって強引にEV開発・製造・販売を進めている。そこで、今回は「E …
連載162 山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (中) トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト
異物混入による燃料電池の自然発火 最近、中国の経済誌、財経(2018年9月2日発行)に、「際立つEV(電気自動車)の信用危機」という記事が載った。この記事は、ネットで話題になったEVの自然発火事故を受けてのもので、消費 …
連載161 山田順の「週刊:未来地図」EV(電気自動車)時代はやって来ない (上) トラブル続出! 怪しくなってきた中国のEVシフト
「近い将来、EV(電気自動車)時代がやって来る」と、昨年までさかんに言われていた。この分野は中国が先行し、「日本は世界でいちばん遅れている」とまで言われてきた。ところが、
連載160 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (下) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ
中国の経済力、国力を削ぐことが目標 このように見てくれば、アメリカが中国に仕掛けた貿易戦争が自由貿易を目指すことではないことは明白だ。もちろん、アメリカは中国の国内市場をこじ開け、WTOルールを守らせようとしている。し …
連載159 山田順の「週刊:未来地図」 中国がアピールする (中) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ
アメリカも中国も保護主義大国 トランプが貿易赤字を問題化し、制裁関税をちらつかせるようになったとき、アメリカでは「自由貿易の時代(free trade moment)が終わる」と言われた。日本でも、トランプ批判、アメリ …
連載158 山田順の「週刊:未来地図」中国がアピールする (上) 「自由貿易体制を守る」のおこがましさ
トランプの制裁関税第3弾に対し、中国は反発して報復関税を発令、米中貿易戦争は激化の一途をたどっている。そこで今回は、中国の「自由貿易を守る」という主張がいかにおこがましいかを説明する。そうして自由貿易について改めて考え …
連載157 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (完) 人民元が変動相場制になる日
それでも考えられる現実的な選択肢 中国経済は、割安に評価された人民元により、廉価な工業製品を輸出して稼ぐという「経済モデル」で成り立っている。その輸出先の1位は言うまでもなくアメリカだ。 したがって、関税をかけられれ …
連載156 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか? (下) 人民元が変動相場制になる日
「プラザ合意」で円はどうなったか? 「プラザ合意」といえば33年も前の話だ。1985年9月、アメリカは、ニューヨークのプラザホテルに、先進5カ国(日・米・英・独・仏=G5)の財務相と中央銀行総裁を招集した。
連載155 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか?(中) 人民元が変動相場制になる日
アメリカのやり方は ヤクザのやり方と同じ さて、話を戻す。 これまで私は、今回の米中貿易戦争は貿易戦争でも通商戦争でもなく、紛れもない「覇権戦争」であると何度も書いていてきた。したがって、この戦争は貿易収支が解消しよ …
連載154 山田順の「週刊:未来地図」 米中貿易戦争で中国は敗戦を受け入れるのか?(上) 人民元が変動相場制になる日
いまや世界の関心は、米中貿易戦争がどうなるのかにかかってきた。トランプ大統領は対中制裁関税「第3弾2000億ドル」の発動を表明したが、そんななかで米中協議がはたしてうまく行くのか? その行方はまったく読めない。
連載153 山田順の「週刊:未来地図」 「働き方改革」で本当に残業を減らせるのか?(完)
本当の「働き方改革」のための方法とは? では、どうやったら、残業を減らし、本当の意味での「働き方改革」が実現できるだろうか? 私が思うに、つぎの3点ではなかろうか。
連載152 山田順の「週刊:未来地図」 「働き方改革」で本当に残業を減らせるのか? (下)
副業禁止、成果給なし、転職市場なし このように見てくれば、「働き方改革」というのは、単に残業時間を減らせばいいという問題ではないことがわかるだろう。労働慣行そのもの、労働システムそのものを変え、日本人の給料を上げなけれ …
連載151 山田順の「週刊:未来地図」 「働き方改革」で本当に残業を減らせるのか?(中)
残業をするのは日本特有の文化なのか? 私の娘は現在、ニューヨークの日本企業の支社でジェネラルマネージャーとして働いている。2年前、ニューヨーク赴任が決まったとき、「これでもう仕事ばかりしなくなるだろう」と、親としてはほ …
連載150 山田順の「週刊:未来地図」 「働き方改革」で本当に残業を減らせるのか?(上)
この6月に日本で「働き方改革法案」が成立してから、企業では早くも法案の実施の時期に合わせて、改革への取り組みが始まっている。しかし、ほとんどの企業は「残業時間を減らせればいい」程度にしかこの問題を捉えておらず、本当に改 …
連載149 山田順の「週刊:未来地図」 甲子園は変わるべきなのか? (下) 「一生懸命頑張る」日本文化を捨ててはいけない
メディアが主催する一大イベント はっきり書いておくが、高野連が言う「野球は教育の一環」というのはマヤカシである。そんなキレイゴトは、いまや誰も信じていない。しかし、それでもなお、選手たちがひたむきにプレーしている姿に私 …
連載148 山田順の「週刊:未来地図」 甲子園は変わるべきなのか?(中) 「一生懸命頑張る」日本文化を捨ててはいけない
アメリカの高校野球は日本とまったく違う アメリカには、甲子園のような全国大会(ほかのスポーツも含めて)がない。それは、まず州単位が基本だからで、そのうえディビジョン分けされており、そのなかでリーグ分けがあるからだ。そも …
連載147 山田順の「週刊:未来地図」 甲子園は変わるべきなのか?(上) 「一生懸命頑張る」日本文化を捨ててはいけない
夏休みが終わって今週から学生たちは学校に戻った(編集部註:本記事の初出は8月28日)。この夏を振り返ってみると、気温35度越えの酷暑はもちろんだが、酷暑のなかで行われた高校野球(甲子園)がなんといってもいちばんの出来事 …
連載146 山田順の「週刊:未来地図」ついに始まった眞子さまの“婚約者” ケイ・コムロの「ニューヨーク留学物語」の結末? (下)
NYで就職して日本に帰ってこない可能性 留学報道後に出た週刊文春などの記事によると、小室さんは今年の2月にLSATを受けたとなっていた。となると、その後すぐに出願したということなのか? はたしてどんなスコアだったのだろ …